うさぎ少女と羽根付き彼

作者るい

君はいっつも決まって同じ時間に空をみて

こう言う

「俺の右の羽根はどこに」

私はその言葉が切なく苦しいものでしかなぃ。


それに私は君をとても前から

知っていたような気がする。

でも知らない人、でも時々君と目が合ってしまう。 ほら今も、君は私を見て決まってこう言う「羽根うさぎ」どんなに離れてても目が合うたび君は小声でそう言う。


私は………わたしは……………。