大切な人を失った少女。もう誰も失いたくない。そう思った彼女は一つの覚悟を決める。世界の誰よりも愛しとーよ。





「愛しとーよ。」

それが口癖だった貴女


「俺がお前を救ってやる。」

そう言ってくれた貴方



あたしは貴女を信じられなかった。

貴女は最後の最期まで信じて

待っていてくれたのに。



貴方と出会って生きてるあたし。

あたしと出会って死んだ貴方。



…あたしは貴方達に出会ってよかったの?




*この物語は一部作者の実体験を

 含んでますがフィクションです。

 またこの物語に出てくる人名・団体は

 すべて架空のものです。