Crystal Heart~絆~最愛の人 【連載中】

作者須藤遥香

命の灯火が消えかけたあの日は悪夢だったと、今、振り返る。

一緒にいる事が

当たり前で


日々の暮らしが

共に生きる事が

どんなに大切な事なのかを

忘れかけていました。



昨日まで、

私の隣で笑っていた

あなた


今、私の目の前で

眠っているあなたは

どこをさまよっているのですか?  





突然の出来事に

心も体も

空っぽになってしまった私。



医師の最終宣告が

頭の中をこだまする。











彼が倒れた時の記録を残しておきたい。



何年か後にこれを読み返して、

当時の気持を思い返せたら。

と、ここに記憶を記録しておこうと思いました。



*注*

プライバシー保護の為、登場人物名は架空のものとさせて頂きます。