ありふれたセレナーデ

文章が綺麗 タイトルに惹かれて 読み始めました。 カナデの独特な口調と 情景描写、どれもが 魅力を感じさせます。 茜ちゃんのキャラクターも 好きです。 カナデの良き理解者という 感じがしました。 そしてキヨはどうして 冷たい態度を取るのか。 幼なじみという二人の 小さい頃はどんな感じ だったんだろう、と 気になってしまいます。 そしてこれからの キーになりそうな指輪。 どのように物語に 絡んでくるのかが 見所だと思います。 入学式で我が子そっちのけで 写真を撮られるキヨという 描写がツボでした(笑)

なぜこの作にこれまでレビューがないのでしょう？ 驚きました。 個性的な登場人物。 魅力的な主人公。 綺麗な文体。 印象深い意味ありげな設定。 もっと絶賛されていていいと思うのですが、まだ書き始めだからでしょうか？ 主人公カナデさんの会話文を読んでいるだけで、二次元萌えキャラを投影してしまう、茜さんの気持ちがわかります。 ハンサムです。 格好いいです。 茜さんの口から語られる、カナデさんの武勇伝がいい。 それを裏切らない、その後の描写がもうステキでした。 そしてキヨくん。 ぶっきらぼうで、つっけんどんで女ったらしで、肉食系。 一癖も二癖もありそうなキャラクター。 彼の本心が語られる日が本当に楽しみです。 出だしだけでこれだけ読者をひきつけてくれるストーリーです。 物語はいよいよ動きだしました。 これからとても楽しみです。