『冬ってね、星が一番きれいに見えるんだよ』
『そうなんだぁ。
…お兄ちゃん、
あのお星様なぁに?』
『あれはね、
オリオン座って
言うんだよ。
あ、ほら。形が
砂時計みたいだろう?』
『ほんとうだぁ―――…』
いつかみたあの星空に
わたしの願いは
届いていますか?
あなたの場所から
この星空は
見えていますか…?
時計の砂が落ちる前に
どうか、
もう一度だけ―――…
※この物語はフィクションです。
実在の団体、人物とは関係ありません。
登場人物の名前もすべて架空の名前です。
また、実際の芸能界とは
異なる部分もあると思いますが、
全て管理人の想像です。
ご了承下さい。