はらり はらり と花瓶に一輪だけ咲いている薔薇の花の花びらが窓の隙間から流れる風によって一枚また、一枚と剥がれ落ちていき床につくまでにフッと消える。
まるで雪のように・・・・。
まるで1人の少女の記憶のように・・・・。