それでも君を、愛したい

作者Haruka




愛さえあれば

どうにかなると思っていた




“黙っていて…ごめんね。


愛してくれて、本当に本当に

ありがとう――…”




だけど幼稚過ぎた

馬鹿の俺の考えは




“私…怖いの。


怖くてたまらないの…”




ほんとうに

あまりにも愚かで



“ありがとう…。


でもね…っ”



どんどん彼女を

傷つけていった――…