君がくれた私は

作者まいにゃむ



感情というものを忘れてしまった私。



記憶というものが抜け落ちた私。



そんな脱け殻のような私にも、



願いくらいあった。



叶わないと思っていた願い。



その願いを叶えてくれたのは、



一度忘れてしまったあなたでした。







そんな君がくれたものは






私自身でした。