螺子―ネジ―

作者朱那



「俺は螺子」


彼は、私にそう言った。


資産家の、体裁だけを気にする機械のような家族のパーツになる為に生まれた螺子だと。


そんなこと言わないで。



―だって、私は・・・・・・・。