魔法の詞

作者乙冬

私の存在価値はここにあった。




私はそんな価値なんてない

なのに皆はキラキラの目で見つめて、


君は眩しい目で見つめて…



そんな可愛い唄は唄えない

昔はキラキラの目で唄っていたのに…



私は汚れて、

魔法の詞も忘れてしまった



なのに君は綺麗で、

私に魔法の詞を呟く



ねぇこんな私はあなたに嵌まってもいいのかな?