2つ目の恋歌

作者歌音

あなたは、永遠を信じますか?

そして、それを望みますか?


生きていくことが、変わっていくことだから、なんて、

残酷な優しさだろう・・・。


音羽 歌(おとは うた)

私も、願っていたんです・・・。変わらない絆を。


加古下 誠(かこした まこと)

俺は、お前のそばにいる資格なんてない。


北城 聖人(ほうじょう まさと)

僕は、君を愛しているから・・・。


ねえ、笑っていてください。


うれしいことや、楽しいことに、いつか終わりが来るように、悲しいことや、苦しいことにも、いつか終わりは来ます。

それは、きっと、絶対。


だから、笑っていてください。


それだけが、私の願いです。

ほかには何もいりません。


そう、たとえば・・・。


私はその隣にいなくてもかまわないから・・・。