君はそばにいた ~優しさの記憶~【完】

作者風碧 蒼(かざみどり あお)

白血病と診断された深雪と、恋人の良介、兄の康司の3人の視点から、深雪の闘病を軸に、恋愛、友情、家族愛など複雑な人間模様が描かれます。

もしも、大好きなあの人が、ずっと一緒にいたいあの人が、病気でもう長く生きられないとしたら……。



もしも、あなた自身が、病気で長く生きられないとしたら、大切なあの人を残して逝ってしまうとしたら……



あなたは、愛する人と最期まで一緒にいることが出来ますか?



今、こうして好きな人と一緒にいれることは決して当たり前じゃない、奇跡みたいに素晴らしいことだって知ってますか?