男装の姫君と死霊術師皇子のふつうの恋。

☆ 男装の姫君と死霊術師皇子のふつうの恋 ☆


もし、自分の家の庭に見知らぬ他人が死体を持ち込んでいたとしたらどうだろう?

その日、ティリスはまさにそういう場面に遭遇した。

持ち込まれたのは死体よりもタチの悪いもの。

動く死体、ゾンビだった。