どうして好きになってしまったか?
そんなのは知らない。
理由なんてないのだから。
ただ、一つだけわかること。
それは。
「弥子、弥枝知らない?」
「お姉ちゃんなら二階に行きましたよ?」
わたしの好きな人は、
お姉ちゃんの彼氏だってこと。
※この物語はフィクションです。