いい子にしてたらね……。

作者北乃鉄郎

「いい子」を演じ続けた少年が、いつしか疑問を抱き始める。疑問、葛藤、それを乗り越えて大人になるのか、絶望して大人になるのか……。

母親に「いい子にしてたらね……。」と言われ守った約束、我慢したこと、言い聞かせる自分との葛藤……。「いい子」でいればきっといい方向に向かうはず、期待した結果が得られるはず、欲しい物が手に入るはず……必ずしもそうでは無かった。子供の頃、きっと経験があると思います。

 登場人物は架空の人物です。

 この作品には死や別れ、悲しい内容が含まれます。このような内容に耐えられない方はお読みいただかないようご注意願います。