101010

再び回りだした運命
「STALKING LOVER」とあわせて読ませていただきました。

最初に稔視点の話を読んだ時は、上手く愛情が伝わらない稔に感情移入していたためもどかしさを感じていたのですが、祈莉もまた稔を想っていたと知りやり切れなさでいっぱいです。

相手を想う気持ちに嘘はなかったはずなのに、なぜこんなにも哀しい終わりを迎えることになったのか。

もし二人がもう少し自分の気持ちを打ち明けていれば…と考えるととても残念ですが、最後の出会いは救いへとつながるものだと信じたいです。