【STALKING LOVER】
彼女(祈莉)side
story
それは永遠の呪縛。
- 最終更新日
- 2012/05/08
- 作品公開日
- 2009/09/17
- ページ数
- 完結 103ページ
- 文字数
- 9,955文字
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作品コメント
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- 理輝
暗くて、重くて、それでも惹かれる。 同著者の『STALKING LOVER』を読んで、続けて一気にこちらも読みました。 読まされました! 物語りに引き込まれてしまって、胸が痛くなることも多々ありますが、読み終わった後、嫌な気分に全くならないのがすごいです。 そして、『STALKING LOVER』だけで終わったら、悲しい男の間違った恋愛の終焉…という話で終わるところが、この『Mother』により、間違った恋愛どころか、一つの愛の物語りへと、見方が変わっていきます。 決して明るい話ではないですし、万人ウケはしないと思いますが、是非色んな人に読んで欲しいなと思います。
- 餅田
… … 愛していたいです 『STALKING LOVER』のレビューに記しましたが、『Mother』まで一気読みでしたのでこちらにも感想を´`* 100ページオーバーの小説を一気読みしたのははじめてです。 それほどストーリーに惹き込まれたということです。 『STALKING LOVER』を読んだ人は必ず読むべきですね! これを読むことでなぜか救われたような気がするんです。 稔の一方的な想いだけではなく、祈莉もまた稔のことを想っていたんだと気づけました。 事件の終幕に起こった真実も。祈莉が見た稔の姿も。 これを読むことで知ることができます。 始まり方が好みと『STALKING LOVER』のレビューで言いましたが、終わり方もすごく素敵でした。
- 101010
再び回りだした運命 「STALKING LOVER」とあわせて読ませていただきました。 最初に稔視点の話を読んだ時は、上手く愛情が伝わらない稔に感情移入していたためもどかしさを感じていたのですが、祈莉もまた稔を想っていたと知りやり切れなさでいっぱいです。 相手を想う気持ちに嘘はなかったはずなのに、なぜこんなにも哀しい終わりを迎えることになったのか。 もし二人がもう少し自分の気持ちを打ち明けていれば…と考えるととても残念ですが、最後の出会いは救いへとつながるものだと信じたいです。