泣き黒子

作者sonomi

日常や恋愛を折り込んで、ケータイ小説らしい読みやすい文体の感情移入出来る作品を作っていきたいです。実話を参考に書いていますがフィクションです。


――極意を知って

あなたを手に入れたいと思った

その瞬間から

あたしは貴方に撃ち落とされて

支配されてた


あなた以外はないよ


私が優位な駆け引きなんてどこに?

それを惜しんだりする私はどこに?


ただ認めた、納得した


欲しいのは

駆け引きじゃなかった

純粋に慈しんでほしかった――