『莉菜…』
『お母さま…?どうなさったの…?』
『……好きよ、莉菜…』
『……?わたしも!!わたしも好きだよ♪』
『莉菜はいいこね…私の自慢の娘…』
『……お母さま?』
「………莉菜…」
「!!お父さま!!帰ってらしたの!?
お帰りなさい♪
あのね?お父さま…
お母さまの様子がおかしいの…」
「大丈夫だ…心配…ないよ。
莉菜…笑って…?」
「お父さまもお母さまもどうなさったの??
ふふ♪おかしいわよ?」
「…いい笑顔だ…うっ…
莉菜…?
玲音を頼んだぞ…」
「お父さま?本当にどうなさったの…?
ねぇ…お父さま!?
……お母さま!?
いや…いやよ?
わたしを…わたしを…
ひとりにしないで…」