【もしヒーローが犯罪を犯したら】
ーもし、俺がヒーローでなくなった時一体、何の価値があるんだろう?
200X年大日本帝都東京、整えられた住宅街に発生した地球外生命体を倒すためにヒーローとして選ばれた俺の親父がある日、殺された。そして選ばれた俺、は2代目ヒーローになることに。
ヒーローを隠しながら暮らしてきた俺は、ある時高校の仲間に誘われた合コンで知り合った『真琴』を妊娠させてしまう。
そんな時、現れた人間の形をした地球外生命体は自分の代わりに現れる怪物を倒してくれると言い……
ーあんたなんか…ヒーローじゃない!このヒトゴロシ
ー最後に一つだけ、守れるものがあるなら、俺はソレを守ってみせる
ーそれは、君の自分勝手なエゴだね、一度でも逃げたんだろう?
近未来、統一された価値観と未来都市のなかで生きるヒーローと高校生を描く。