「裏切り者」と、キミは言った。

作者モカ

人を好きな気持ちを曲げることなんて出来なくて、それでも想っていたくて、その心が欲しくて。俺らは能動に任せて動いた。それが、どんな結果を生み出すか知らずに―――







「好きなんだ」




キミは俺が好きで、




「…俺じゃ、駄目なの?」




俺はあの人が好きで、




「もう、どうしようもないんだ」




あの人はキミが好きで、





「裏切り者」





報われない、どうしようもない想いを抱えて





「俺はあの人が好きなんだ…!」





出口のない迷路に迷い込んだように





「戻ることなんて…、出来ない」









俺らは、過ちを犯した










※あしからず、これはBLです。



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