レエ
胸が締め付けられる
愛を知り、大人になろうとする時、人は性差という壁と、幼い日のままの友情との間で悩み苦しむ・・・
それは果たして壊していい壁なのか。
自分たちの過去は、未来は変わってしまうのではないのか。
自分は、今のままで居たいのに。
そんな淡く苦い青春の経験が、自分にもありました。
今でも幼く輝く日の幻想にどこか囚われたままの自分もいます。
美しくも脆い、危ういバランスにしがみついているこの3人の思いに共感し胸が締め付けられるようです。
果たして、3人がどのような答えに辿りつき、どのような未来を見出すのか続きがとても楽しみでありながら、結論を見てしまうことを恐れたくもなる、そんな作品だと思います。