午前零時

作者久実

「すべてを共有する事が愛やというなら、俺も君に愛を伝えれるんかな?」午前零時、君と一緒に、愛を探しにゆくよ。



「本物」の愛が分からない。


「すべての感情を共有する事を愛というならば、俺だって君に愛を伝えられるかもしれへん」


「…愛とは…、醜いもの…恐ろしいもの…人を愛せば愛すほど醜いほど相手の愛を求め 優しさとはかけはなれた痛み、苦しみを伴うもの」


愛とは何か?答えなどない。

二人で答えを見つけていくものだと、私は思うの。



午前零時、君と愛を、探しにゆくよ。




*この物語は、空想上のエピソードを多く含みます。