星空メモリー

作者綺夏

「なあ、美来」

「うん?」

「俺、天クルに入ろうと思うんだ」

「思い出の人を待つために?」

「ああ」

こうしてあの日見た星空を見上げながら

俺は天クルに入部する事を決めた