オレはいつも不慮の死を望んでいた。


死に切れない毎日。

生きてもいない。


ある夜、自傷系サイトでルナに出逢った。

リストカット&OD。

”・・キモイ女だ。”


しかし、彼女の描いた一枚の絵。

それがオレのココロを奪ったのだ。


コレの冷え切った脳に血が通い始める。

”この女、死なせちゃあいけない”


意味不明の繰言をつぶやきながら

オレはルナと繋がろうと思いはじめた。