いつまでも
こんな優しい時間の中に
私はいられると思っていた
このまま僕の生は
茫漠とした時間が
飲み込んでくれると思っていた
一人になることが
温もりを求めることが
怖い
誰か
「私の…」
「僕の…」
『この手をとってくれませんか?』