普通の高校生だったはずなのに、迷子のドラゴンを拾い、異世界トリップしてしまい・・・
遠い昔、ドラゴンは大きかったのだろうか。今はこんなに小さくなっているが、いつか、また人の世に出られることを、私は願う。
「ねぇ、舞歌、世界が瑠璃色に染まったら、人は幸せになるかな」
「優衣、ごめん、話が見えない」
「だから、未来予想図」
「そんな未来来ないし、そんなこと考えなくてよろしい」
「えっひどい」
人間臭いドラゴンの話。
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