春の陽だまり。
一人の少年に出会った。
どこか淋しそうな彼は私の目を見てほんのちょっと
微笑んだ気がした。
その瞬間から私はきっと
彼に恋をしていたんだと思う。
運命とかそういうの信じたことなんて一度も無かった。
けどね、この時だけは信じてみてもいいかなぁ。
って、そう思うことが出来たんだ。
ねぇ、君は覚えていますか?
私たちが出逢ったこと、
間違えてなんかなかったよね?
...これでよかったんだよね?