架空の世界。隣り合う2つの国、グルナ国とカハル国は長い間戦争を続けていた…


リーアは、カハル国の辺境の町の娼館で働く看板娼婦。

彼女には、祖母と祖母に聞かされた、「空の謡」の記憶以外、幼い頃の記憶がなかった。


そして、いつか外の世界に出る。

それが彼女の夢だった。


そんなある日、彼女の前に一人の男が現れる。 


「お前、本当の空を見てみたいと思わないか…?」


男はリーアにそう告げた…。