ふたりの幸せが重なった。【完】

作者波音 海

キミの幸せを願っていたはずなのに。




「俺、幼なじみが好きなんだ」


初めて、キミの心に触れた日。


「幼なじみって…いつから好きなの?」


純粋な心。澄んだ心。


「いつからだろう。でもずっとあいつだけが好きだよ」


そんなキミを知ってあたしは、


「…告白はしないの?」


キミを好きになった。


「あいつが今の関係で幸せなんだったら、俺はこの関係を崩そうとは思わない」


この想いが、叶わないと知っても。




サクラ色参加小説5

お題;浮気


2009/3/1付け注目作品に選ばれました!

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