いつかは朽ち逝く

この体に

ゆらり揺らめく

炎を放ち

この身を焦がし

暗がりを照らすから


君はこの炎に

手を翳し 熱を感じて

照らし出された道を歩いて

この炎に手を翳して


この身はいつかは消える

そう 泡の如き儚きものだけど

僕を忘れないで

君の心にそっと置いてほしい

終わりの無い旅路を

君は迷いながら進んでゆく

その姿を

忘れないから