君の、後ろ盾に。

作者古佐美



人生二度目の、高校生活と


三度目の人生


数少ない盾をすべて捨て


丸腰で戦うことを、自ら選んだ




「君の後ろは、私が守ってみせます」




いわゆる御曹司で


お金も地位も、与えられている


それでも彼は


権力が欲しいと、拳を振るう