霜月あき

金木犀の香り
レビュー失礼します。


紗知は幼馴染の一真の彼女の池田さんがなぜか苦手だ。
スポーツ大会の日、一真と二人で帰ることになった紗知は……。


短編なのに、紗知の気持ちがびしびし伝わってきました。
スローペースで物語が進んでいるのが個人的に好きです。

金木犀の香りが、二人の思い出に深く絡み合っているのが印象的でした。

最後は、ハッピーエンドとは言えませんが、それでも二人の温かな気持ちが伝わってきて胸がじーんとなりました。

素敵な作品をありがとうございました!!