第6章 新たな出発

作者輔太

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ただ、彼女のことだけが気がかりだった


潮風が強く吹き付ける

甲板から海を見つめる

海は広く、深く、何もかもを包み込むようだ


この先、長い戦いが待つことを

彼らはまだ知る由もなかった