それは、昔々に途絶えた〝番〟と呼ばれる者たち。17歳で神社の宮司にされてしまった鈴美幸実。ある事件で、臙脂髪の双子と祭っている水龍の新吾と共にはためたな生活を送る

りぃんと鳴く


りぃんと泣く





鈴丘神社の宮司である、

鈴美 幸実(スズミ ユキサネ)


生まれ持っての不幸さで

僅か十二歳で神主を次ぐことになった。



それから五年。


十七歳のある日、出逢った双子。

赤髪の青年。



臙脂色の髪をした、

円と巴と名乗る双子。



その二人が言う


【神様との戦い】


それが、全ての始まりだった―――



【Aqua Auraの改訂版(?)

内容は異なりますが、登場人物などは

そこから遣わせてもらってます】