世の中の幸と不幸の割合はいつも5:5である。何かが生まれる喜びの分だけ、何かを殺し、不幸にさせなければならない。


それを決めているのは「カミサマ」だ。


ある日、カミサマに仕える「テンシ」の1人が、カミサマのその行為に疑問を抱き始める。