神様と100年の休日

作者風鈴草

癒し神は大母神から100年間の休日をいただいた。人間界に来た神様はすべての記憶を失う

これは癒し神様が大母神から100年の休日をいただき人間界に来たお話。



     

人間界に来た神は100年経つまでどんなことがあろうと――――


死ぬことはない。


――――


そう。どんなことがあろうとも




あたしたちは死ねない。


大切な人たちは去っていく。


どうして私はこの世界に来たのだろう?






あなたは死なないで・・・

私のそばで行き続けてください。


――――せめて・・・せめて・・・

私がこの世を去るまでは――――