世界はまるで関係ないかの様に

作者ユキ





夕日が瞳に反射し、赤く煌めく。



その美しさに、ただ見入っていた。







その時俺は、奴に抱かれるのを拒めない理由が分かった気がした。









俺はきっと、慎の中にこんな輝きを見ているのだろう。









そんな気がした。