両手の平に花束を

作者



枯れるほどに愛したの


使い果たした、愛


描いたのは美しい、夢


僕がしあわせになれなくても 君が幸せならそれでいい


そんな綺麗にできてない

欠陥だらけの不良品


やさしい君には選べないね だって、





ただいま。はないの、行ってきます


じょうずに忘れてね


ほんとは泣いて欲しかった、なんて、




笑顔が崩れる瞬間 目撃者で加害者で。


君の姿を探す、記憶の目で



さようならだけ永遠で


手に入れた永遠に君はいない






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