嘘の言葉は、要らない。

作者わたあめ

中学3年、春。
あの男との出会いは私にとってリセット地点となった。
この幸せな時間が、ずっと続くと思ってたのに。――シアワセ、が崩れるのに時間はかからなかった。





好きでもないくせに、触れないで。


好きでもないくせに、嫉妬なんてしないで。


好きでもないくせに、



――愛してるなんて言わないで。





赤い糸を信じてたあの頃に戻りたいな。




*愛里さんレビューありがとうございます(*´`)