君とあいつと夏の朝

作者まぁや

東京でデビューが決まった高也にフラれる奈緒。奈緒の為に走る春道。悲しみ、怒り、寂しさ、虚しさ。春道と奈緒が二人で越えた夜を、高也は知らないまま旅立つ‥。


涙に埋もれた、奈緒の意思と、

風に吹かれた、俺の怒り。


俺は高也が許せなかった。