迷い猫に御注意を

作者もぐもぐ。

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今日はいつもと違う道を歩いて帰宅路についた、俺。


何がどうって訳でもない。



ただ、気分がそうだっただけ。




煙草をふかしながら、

帰ったら何をするか、とか。


ああ、そういや課題があったな、めんどくせぇ、って考えながら歩いていた。




こん時、


たまたま前を横切った猫を目で追わなかったらお前には出逢わなかったんだろうな。



それと同時に、

こんな辛い気持ちとか嫉妬とか愛しいって気持ちも知らないままだったのかもな。





 

― 迷い猫に御注意を ―