好きになってしまうと、思ってることと真逆の事を言ってしまう壬春。そんな壬春の前に立ちはだかったのは灰色の目をした関東ナンバーワンの最強暴走族総長、一聖だった。
あたしが恋したのは
「最強暴走族総長」だった。
「お前を離したくねぇ」という灰色の目をした狼はあたしを抱きしめる。
『はなして。』
あたしがそう言っても貴方は放さない。
『嫌い。』
そう言っても貴方は放さない。
たくさん傷付けたはずなのに貴方はあたしを必要としてくれる。
これは滑稽なお伽噺でしょうか?
結構修正入ってます。
しおりしてる方、申し訳ないです。