玄関のドアを開けると、
目の前にいたのは------。
「ワンッ!」
真っ白で、ふさふさしていて、
嬉しそうにシッポをふっている
――――犬だった。
「な、なんで俺の家に犬がいるんだっ!?」
「お帰りなさいませ、ご主人様っ!」
「しゃ、喋ったぁ!?」
なんなんだこいつは-----!?
いきなり訪れた不可思議なことに、俺の頭はついていかなかった・・・。