- 最終更新日
- 2007/10/16
- 作品公開日
- 2007/10/13
- ページ数
- 完結 23ページ
- 文字数
- 7,063文字
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作品コメント
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- 天音
いつでも味方でいてくれる人 一人語りされる言葉の中に 表しきれぬ思い出がいっぱい詰まっています。 そうと感じさせる作者の腕前が素晴らしい。 文章力の高さは言うまでもありません。 私は早くに祖父を失くしたので、 少し寂しい気持ちと、 いいなあ、という憧憬を持ちながら 拝読させてもらいました。 おじいちゃんはいつも孫の味方なんですよね。 本当に良かったです。
- 茂
悲しいけど、感じていたい そういえば、こういうじいちゃんが どこにでも、一人ぐらいいたなぁ どうしようもない鼻つまみだけど なんだか、憎めない 人が集まるとき 金なんか出さないんだけど なぜか、その人を呼びたくなる 稼いだ金は 賭け事や、女買い 飲んでしまって 家族を、いつも泣かせる人間 若い女性と見ると 息子の嫁の尻まで触って どうしようもない わかっているのに その人といると、なぜか楽しい こういう、好人物が 現代、本当に減ってきたし 広く世間が 受け入れなくなってきた 悲しい限りだ そんなじいちゃんが 現代の若者 心の苦しみを抱いた 彼らと出会ったとき どんなドラマが引き起こされるのか 悲しいけど 感じていたい作品だ
- 華月
じいちゃん 物語は、主人公の語り口調で進み、すいすいと読みやすく、尚且つ興味深く読ませてもらいました。 じいちゃんの人柄というか、キャラクターがとても素敵ですね。 言葉の真偽よりも、その言葉の深意。 救いとなる言葉を言える人というのは、本当に凄いことだと思います。 結末としては悲しいのですが、優しく温かい作品でした。