「夢の中の、君を探す。」
”夢で恋を知り、その辛さを知った”
それは、高校3年年の最後の夏休み。
寝苦しい夏の夜に、主人公佑(ユウ)は
夢の中で出会った女の子に恋をした。
そこで2人は、彼らしかいない世界で互いに魅かれあった。
だけど、目を覚ましたとき彼女は”夢に出てきた幻”だった。
「ボクはもぉ、「あの人」に会うことは出来ないのかな?」
「夢の中だけど、確かに恋したあの人にもう一度会いたい!」
過去のトラウマから恋愛を本気でできなかったユウが
初めて抱いた大きな恋心。
冷め病まない彼の思いは、ユウの友人2人を巻き込んで
ユウしか見たことのない「彼女」を探し始めるのだが・・・。
ー夢の中ではなく現実(リアル)で。
”夢”は現実になるのか?”夢”は現実で叶うのか?
高校最後の夏。大人と子供の狭間での男の子の切ない物語。