すべてを敵にまわした
大好きな先輩も
仲の良かった三年生も
守ってくれていた友達も
すべて敵にまわした恋だった
自分ではおさえようのないくらい好きで
好きすぎて
最低なやつだとわかっていても
いけないことをしているとわかっていても
手放せなかった人
すべてを敵にまわしても
あきらめられなかったあたし
ばかだってきっとみんな笑うんだろう
あたしだって自分はなんて愚かなんだって思う
それでも、
あたしは、
彼のことを、
愛していました……
※この話は、JASが実際に体験したことを元にかかれています。