katazu

どん底でみた親友の輝き
サヤさんの素晴らしい魅力がよく描けており
それがまたこの作品の読者を引きつける魅力でしょう。
とても悲惨な状況であるはずの主人公には
サヤさんとその母、主人公の母と周囲に恵まれて
いるということも、世の中捨てた物じゃないと
思わせてくれています。

「幸せとは日々の労苦の中から小さな幸せを
みつけること」聖書の言葉ですが、まさにそんな
印象のする作品と思いました。