狂想曲・追憶譜面 ある、父と子と

作者秋兎

他人の夢を覗く…と言う『異能』を持つ少年、麻生奏(あそう・かなで)。

いつもと変わらぬ、最悪な目覚めを経て登校した奏を迎えたのは、いつもと変わらぬ、けれど掛け替えのない日常。

…が、彼の異能は、心身を疲労させた宿主に休息の時間などを与えはしなかった…。


特殊な家系に生まれ、類稀な体験をし、異常な力を得た…けれど、普通の少年の物語。