死にたがりの鎌

作者石田紀之助

バールを手にふらふらと深夜の街を歩き回る紅い目の少年。


彼は家族をも殺した殺人鬼。


殺す奴を探し、ただただ歩く。


これは、死にたがりの死神の話。